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外壁サイディングに使用する素材
窯業系サイディング
セメントに混和材や繊維質を混ぜた材料を板状に形成したものが窯業系サイディングの素材です。注文住宅の約8割がこの工法で建てられています。
メリット
- 工場生産なので品質が安定している
- 圧倒的シェアを誇る
- 施工が簡単で工事期間を短くできる
- 総合力に優れている
- コストパフォーマンスが良く導入しやすい
- 色が多彩でタイル調、レンガ調などデザインも豊富
デメリット
- 防水性がないため劣化しやすい
- 蓄熱性があるので熱を溜め込みやすく、夏場の光熱費に影響がある
- 定期的なメンテナンスや塗装が必要
- 本物のレンガやタイルと比較すると質感が劣る
金属系サイディング
アルミニウムなどの金属板を加工した外壁材を用いたサイディングです。軽量で建物への負担が少ないのが特徴です。
メリット
- 軽量で施工しやすい
- 耐震性、防音性、断熱性に優れている
- メンテナンス頻度が少なくて済む
- 水の浸み込みやひび割れ、凍害の被害がない
- シンプルでスタイリッシュな外観に仕上がる
デメリット
- 酸性雨や塩害で劣化しやすい
- 傷がつきやすく、その箇所に錆びが起こる可能性がある
- デザインのバリエーションが限られている
- 板金工事業者でなければ施工できない
- コストパフォーマンスが悪い
木質系サイディング
無垢の木材を使用した外壁材を素材としたサイディングです。味わい深く、ぬくもりのあるデザインが特徴です。
メリット
- 自然素材の温もりを感じられる
- 断熱性に優れている
- 不燃処理を施すことで、防火性や耐火性、耐久性を備えることができる
- 芸術性に富んだ外観にできる
デメリット
- 天然素材を使用するため、施工時、メンテナンス時ともに、高価な費用がかかる
- 浸水による腐食や変色が出やすい
- 定期的な塗装で雨対策が必要
樹脂系サイディング
約60%が天然塩で、約40%は石油を原料とする、プラスチックである塩化ビニール樹脂を使用したボードを使用して施工します。
メリット
- 寒さや酸性雨への耐久性や耐候性に優れている
- ひび割れしにくい
- 顔料が練りこんであるため再塗装の必要がない
- 耐用年数が長くメンテナンス頻度が少なくて済む
- 継ぎ目のコーキングを要しない工法で施工している
- 窯業系サイディングの約1/10の軽さ
デメリット
- 日本ではシェアが少なく、扱える業者が多くない
- デザイン、カラーバリエーションの選択肢が少ない
- 耐火性がない
タイル
粘土が主成分の原料を、板状に焼き固めた外壁がタイルです。「乾式工法」の採用することでメンテナンス頻度を少なくできます。
メリット
- 傷がつきにくい
- セルフクリーニング機能があるため汚れに強い
- 紫外線による劣化が起きない
- 耐用年数が半永久的でメンテナンス費用が安い
- 高級感のある外観にできる
デメリット
- 目地の劣化に対するメンテナンスは必要
- 素材が重いため建物に負荷がかかりやすく、耐震性が低い
- タイルの耐久性のため、施工技術に長けた業者にしか扱えない
- 初期費用が高くつく
ガルバ二ウム
金属を、「亜鉛」「アルミニウム」「ケイ素」の3つからなる合金でコーティングした素材がガルバ二ウムです。トタンに似ていますが、トタンより耐久性に優れています。
メリット
- デザイン性に優れ、オシャレでスタイリッシュな外観にできる
- 軽量で建物への負荷が少ない
- 錆が付きにくい
- 耐用年数約20年を誇る耐久性がある
デメリット
- 軽量で薄いため断熱効果が低い
- 弾力性がないため傷がつきやすい
- 初期費用や、メンテナンス時の費用が高価
モルタル
セメントと砂、水を練り合わせた外壁材料がモルタルです。仕上げの工法によって多彩な表情が演出できます。
メリット
- 遮熱性・耐火性・耐久性に優れている
- コーキングの補修が不要
- 様々な外壁に対応する自由度の高さがある
- 適切な施工なら耐用年数は30年以上
デメリット
- 陰になる部分でカビ・藻・コケなどがつきやすい
- ひび割れ、浮き、剥がれが発生しやすい
- 耐久性が業者の技術力に左右される
- 壁に汚れがつきやすい
ALC
ALCは、主原料がケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末などで、高温高圧で蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネルです。水に浮くほど軽く建物へ負担が少ないのが特徴です。
メリット
- 火や熱に強い
- 防錆性能を有する鉄筋などを内包しているため耐久性が高い
- 防音性が高い、無数の気泡を含ませた素材を使用
- 室温調節がしやすく、結露しにくい断熱性の高さ
デメリット
- 水を吸い込みやすい、気泡がある素材で吸水性が高すぎる
- パネルサイズが小さく、目地が目立つため、デザイン性が劣る
- シーリング材の費用と作業が増える
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